【バンコク最新情報 10/15】反政府デモ、というか王政反対デモが過激化('A`) セントラルワールド閉鎖

タイで今何が起きているのか?
2014年5月22日のクーデター以来、タイ国民は軍事政権(軍事独裁)の支配下で生きざるを得ない環境にあります。

今日までの6年間の軍事政権は、私達を沈黙させ、制御するため、議論の余地のない国家権力を行使してきました。
私たちは、これ以上この残酷で無能力な判断を容認しません。

この国では、思想や主張などを表現するのに莫大な費用がかかります。
正当な政権批判を行う勇敢な民主活動家や学生は、悲惨な目に遭ってきました。驚異や攻撃を受けた人、また強制的に消された人がいます。政府軍によって反論が厳しく取り締まられ、マスメディアが検閲され、また集会も禁止され、私達の既得権である言論の自由、表現の自由が奪われています。

現在のタイ王国憲法は、軍政の強い影響下で起草され2017年に制定されたもので、権威主義と権力の乱用をもたらしました。軍は法腐敗した司法制度を兵器化し、支配階級に奉仕し、また恵まれない人々を排除しました。
そのため、今私たちは以下の3つを求めます。

1) 現政権が退陣すること
2) 国民の自由を脅かさないこと
3) 強肩維持を可能にする憲法を改正すること

これらに加え、王室に対する不敬罪の撤廃と王室財産管理の見直しを行うことも求めます。
世界は今タイで何が起こっているかを知る必要があります。
ここで真実を述べることによって、わたしたちや愛する人たちの命が奪われる恐れがあるのです。私たちは、真の民主主義を求めます。私たちの声を広げて、この声が多くの人々の耳に届くよう、拡散をお願いします。
私達は真の民主主義を必要としています。

・タイ政府は、昨日の一連の反政府デモ等を受けて、１０月１５日、首都バンコクを対象に、５名以上の集会等を禁ずる非常事態宣言を発令しました。
・また、反政府グループ「人民党６３」は、本日１０月１５日１６時頃にラチャプラソン交差点で集合するよう呼びかけております。
・集会場所及びその周辺では、治安機関と反政府グループとの衝動の可能性もあります。
・今後、不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺にはできる限り近づかないようにするなど、ご自身の身の安全を確保してください。また万一邦人の被害情報等に接した際は当館に御一報ください。

１　非常事態宣言の発令
仏暦２５４８年非常事態における統治に関する勅令」（非常事態令）第９条に基づく決定事項が発令されました。

２　政治集会情報
　　日時：１０月１５日（木）１６時頃から（主催：人民党６３）
　　場所：バンコクのラチャプラソン交差点（エラワン廟のある交差点）