んもー。忙しい。Blog書けない。ごめんなさい。
ってカワイソウな俺を見かねてDrKが寄稿してくれましたよ。(´▽`)アリガト!
(ここから寄稿)
Etihad Guest nightいってきた。
ある日、てっぺいさんにお呼び出しいただいて、定時前ダッシュでマンダリンオリエンタルホテルへ―。
参加者の急な変更なんだそうだ。
あまり、Etihadのこと知らないひとも多いので、少しばかり説明を。
Etihad Airways (エティアド航空) は2003年設立のUAEアブダビを拠点とする航空会社です。 豊富な資金力を背景にアリタリア航空やJet airwaysなど、7つの航空会社に投資を行い、 旗艦ルートであるヨーロッパ―オセアニア、アジア全域方面への利便性を高めています。 機材の刷新にも力を入れており、A380をフラッグシップに据え、B787-9、A350の導入を開始し、 機内設備の向上を進めています。 最近の最大のニュースとしてはA380にレジデンスとよばれる、ファーストクラスの上位クラスを導入し、 バトラーサービスやシャワーサービスなど、ホテル並みの施設・サービスを搭載しています。 よりアラビックなイメージのために、CIの変更を行い、 アラビック・チェックといわれる三角形をフラクタルに並べた、幾何学模様をあしらっています。 日本には東京と名古屋(北京以遠便として)が就航しています。 |
こうやって書いてみると結構聞こえはいいんだけど、
中東の航空会社で、
世界中へのアクセスの良さからルートを広げている、エミレーツにそっくり。
機材はカタール航空のラインナップにそっくり。
二番煎じ感がありありと見えてくる。
さて、パーティ。
オープニングはアラビックな音楽とA380、B787-9、A350といった最新鋭機の動画から。
支社長さんの日本語・英語のスピーチで幕を開け、乾杯の音頭もいただきます。
てっぺいさんが乾杯後の拍手の音頭取り。なんかぐだぐだの外資の飲み会です。
すぐにご飯タイム。ホテルのスタッフが入れ替わりでフードを並べていきます。
質の高いご飯がきれいに並べられますが、どこにもアラブ感はなし。
ポークがサーブされないことくらいでしょうか。クラゲって大丈夫なのかな。
その後、アラトゥールの皆様のアラブ音楽ライブ。
ウードの常味裕司、ダルブッカの永田充、ヴァイオリンの秦進一のトリオで、アラブナイトを盛り上げます。といいながら、お客様はもう聞き飽きてる雰囲気で。エジプト以来のライブで、わたしは良かったけどなあ。
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みなさま、アラブ方面の渡航が多いようです。
今回ご招待のお客様たちはEtihad Guest (EtihadのFFP)の上級会員とEtihadの取引先が主な対象。
オイル系、船会社系、化学系、商社、金融などのサラリーマンが日本人ではほとんどです。
一部でアラブ系の企業の方もちらほら。
そのまま、営業部長のかたのスピーチでクロージング。
バックに翻訳流しながらと超「外資系企業@Nippon」な感じ。
英語うまいねえっていう方は社長さんだけでした。
総評
マンダリンオリエンタルでの豪華なお食事パーティで、もうちょっとアラビックな要素が増えると楽しめそう。
別にマンダリンでなくてもいい気がします。
最初にデーツとアラビックコーヒーからはじめて、いっそのことアルコールなしにしてみるとか。
ご飯もアラビックに。
今回のパーティでも、アイデンティティがどこにあるのかがよくわからない航空会社でした。
ルフトでもアメリカンでもランチリでも良さそう。
機内には140か国出身のCAとのことだったが、コスモポリタンに行くのか、アラビックに行くのか、
はっきりした方が航空旅行の楽しみは出てくる。
中東3社はどこもかわらずで、エミレーツとカタールにおされての、
Etihadの唯一の独自路線は、他航空会社への投資を通しての路線拡充と、
NHにも似た、なりふり構わない感じだけ。アイディアは好きだけど。
地上の職員の方に聞いても、あまりポジティブな他社との違いが出てこない。
エコでは乗り継ぎ客が多くて、ビジ以上はUAEでのビジネス関連
アラビックな新興都市、アブダビの空港が小さくて、拡張が追いつかない。
アラビックな点は機内の音楽と機内放送、エンターテインメントくらい。
日本市場ではヨーロッパパックツアーのエコノミー客と中東最終目的地のビジネスマンが主なターゲット。
前者は安いと感じさせるチケットで、後者には豪華に見えるサービスを提供中。
休暇が短い日本人には少し高くても直行便で行く時間の短さの方のメリットが大きい。
キャセイのように乗り継ぎ時間が短いのも大切。
アブダビの到着時間は早朝でもやや遅い方でgood!
成田の門限が緩和されて日本発ヨーロッパ行の夜行便が飛ぶようになると、そっちにお客が流れる気もする。
アブダビの空港はセントレア程度で、沖止めも多く、乗り継ぎは不便なんだそう。
それならエミレーツが、それならカタールでもってつぶやきたくなる瞬間が多かった。
CIは最もそれらしくて好きなんだけど、今後のイメージ戦略の方向性に期待していく。
日本就航5年を迎えて、運行開始から12年、アイデンティティの確立はかなり大変だ。
(寄稿ここまで)
写真何枚かてっぺーさんとこから朴っちゃった。(´▽`)アリガト!
辛口総評だけど、たしかに規模的に
エミ>カタール>エティハド>>(越えられない壁)>>オマーンとか
てのは飛行機ヲタ中級でもイメージ涌くね。
で、せんせー、そのお土産の中身なんだったん?