在住者らしく、役に立つ情報を出しておくよ。
2016年10月13日にタイの国王が亡くなりました。
1日経ったバンコクの現状をレポっておきます。
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タイ政府からの指示
- 全ての公的な場所、国営企業、政府関係機関及び教育機関は、10月14日より30日間半旗を掲揚する。
- 全ての公務員及び国営企業従業員、政府機関職員は、10月14日より1年間喪に服す。
- 一般国民は、適切な行動を考えて行動すること。
ここにはないが、
- 昨日10/14は午後から公務員は特別休日になった
- 昨日10/14 王様の遺体が病院から王宮に運ばれた
こんな状況です。
実際の状況
メディア
テレビは全ての番組が中断され、王様に関する番組が全局共通で放映され続けている。
王様の遺体搬送のときには中継番組に変わってた。
搬送する車。
泣き崩れる民衆。
街の様子
町中にある王様の称えるオブジェ
喪に服したバージョンに装飾が変わってる。
ナイトマーケットは半分くらいの店しか空いてない。服屋の店頭は黒と白の服(主に黒) ばっかり並べられてた。で、めっちゃ黒が売れてた。
タイ人は
黒もしくは白い服の着用が必須になってる。
どこを見渡しても黒白。というか喪服。
この先1週間くらいは、タイに入国予定の人は、黒い服必須です。タイ入国のときから着てるほうがベターだと思う。
赤いTシャツ着てる中国人旅行者がいたけど、めっちゃ目立ってたよ。まぁ外人観光客だから仕方ないとは思うけど、タイ人はいい気しないだろうね。物陰で殴られてもおかしくはない。
タイ人は夜すぐ家に帰るっぽい(食事にいったり、パーティする気分じゃない)ので、帰宅ラッシュが終わると普段賑わってるモールも全然タイ人がいなくなってた。お客は外人だけでガランとしてる。反対に外人の多いお店は通常営業だったね。むしろ少し混んでたような、、、
街の電光掲示板
広告は全て止められて、王様を悔やむ表示に変更。
こちらも。
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BTS
駅の電光掲示板も変更されてる。
電車の接近案内も無い。ずーっと追悼。
MRT
地下鉄も同様だね。どこもこの表示になってる。
こちらも。
ATM
これビックリした。ATMも一部の銀行は王様お悔やみ表示に変わってる。
こっちのATMも。
SCB (サイアムコマーシャルバンク、サイアム商業銀行) のATMは通常営業だったけど、近日中に切り替わるかなー。たぶん。
デジタルの世界もお悔やみモードに
開いてびっくりした
珍しい、真っ黒のGoogleのロゴおすと、お悔やみページに。
Uber
Uberも追悼の画面が一度表示される。
まとめ
ということで、国全体がお葬式モードです。
ちょっと特殊な雰囲気になってるけど、今のところ会社も交通機関諸々も、通常運転してる。
タイに来る予定のある人へ
旅行を中止するまでではないと思うけど、いつもと雰囲気は違うと思う。危険ではない。
さっきも書いたけど、この先1週間くらいは、タイに入国予定の人は、黒い服必須です。入国のときから着てるほうがベターだと思うよ。
「一般国民は、適切な行動を考えて行動すること」という政府通達から、Barだったりクラブは営業が自粛されてる可能性がある。それと、王宮は入場制限かかっている、というかタイ人で溢れてるはずなので、行けないだろうし、行かないほうがいいと思うよ。
この先治安が悪化するのかどうか、、、まだわからないけど、最新タイ事情は流して行きたいと思います。