マニラ・ニノイ・アキノ国際空港
Manila Ninoy Aquino International Airport 英語通称NAIA、MNL。
世界一ムカつく、人が死ぬ、ボロい、汚い、危険。そんな情報が飛び交う空港。愛をこめて紹介します。
世界一ムカつく空港伝説
以前にもちらっと書きましたが、2011-2013年と3年連続、世界一ムカつく空港 優勝獲得
詳しく見ていきましょう。
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世界ムカつく空港ランキング
ランキングトップの記録
2013年 World Worst Airport(世界・アジア1位)
2012はアジアのトップ(世界ランキングなし)
2011はWorld Worst Airport 2011
2013年も受賞おめでとうございます。
検索してみる
「World worst airport」「世界一ムカつく空港」どっちでGoogle検索してもNAIA、マニラニノイアキノ国際空港がトップなんですよ。もはやダントツ。
っつーかそれ以外ヒットしないんだわ。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
たしかにクソです。さんざん紹介してる通りです。
ランキング運営
選定してるのはsleeping in airportsってサイト。
選考基準は4つのC、
- comfort
- conveniences
- cleanliness
- customer service
Comfort
crowded terminals or uncomfortable/limited seating
快適 : 混雑による不快さや、椅子が十分にないことによる不快、など
Conveniences
terminal closes at night, no 24-hour food options or nothing to do on a layover.
便利 : 夜間帯の24時間営業のレストランや、待ち合わせ場所などの施設など
Cleanliness
dirty floors, bathrooms or food courts.
清潔 : 床やトイレ、レストランの汚れ
Customer Service
unfriendly staff or anti-airport sleeper policies.
サービス : 従業員の親切さ、空港で寝る人への配慮
個人的な評価
快適か→非制限エリアは椅子少ないし、いっつもイミグレと荷物検査並ぶし。ダメ。
便利か→レストランキモいのしかないし、Arrivalの待ち合わせ場所も屋外で糞暑い。ダメ。
清潔か→ボロい、壊れた設備ほったらかし等多い。最近トイレはキレイになった。ちょっとダメ。
サービス→CXのスタッフはカナリいい。荷物検査も最近よくなってる。イミグレは微妙。普通。
改善しようっていう気持ちは見えるけど、まだまだ。
かわいそうなので、少しフォローする
無駄かもしれないけど、マニラを愛する人間として、ちょびっとフォローしたい。
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本当は 「世界一ムカつく」ではない
このランキング、The Guide to Sleeping in Airports っつーアメリカだかどっかのサイトが一般人からの投票を元に出してるんですね。
もっかい言います。The Guide to Sleeping in Airportsです。分かりますね。「空港で寝るガイド」です。
ってことは、「空港で寝るためには世界一最悪の環境」なのが、マニラ、ニノイ・アキノ国際空港なんです。
え?変わらない?いやいや、寝ないでしょ?普通。
「セブン-イレブンでダンボールを貰いましたぁーコレがないと床の上で寝るはめになるのですー」
とかさ、日本人旅行者で空港で寝るとか激レアですから。とはいえ、空港がクソなのは事実です。
ターミナル使用料を払わされる
事実です。出発のたびに550PHP=1300円を現地で出発前に払います。クレカOK。
でも、ターミナル使用量って成田だと3000円くらいチケット代と一緒に払ってるんだよね。マニラは現地払いなだけ。
悪名高いロンドンヒースローはエコ客1万円、上級クラスは2万円。
ということで、1300円くらい我慢しろ。と言いたい。支払い方法が面倒くさい、クソなのは事実です。
空港職員による汚職
有る?無い?って言われたら、あるよ。まぁ、被害に会うのは平和ボケ国民、日本人です。まず英語喋れなさ過ぎなんですよ。英語喋れたら、被害は減ります。
あとね「自己責任」意識の欠如。色々調べて出てきた事例(全て日本人)
事例0 英語できなすぎ事件
英語で何か言われたけど、よくわからんから日本語でキレた。
「何言ってんだ?あ?」って。別室に連れて行かれて、警察連行となった。
女性担当者に触っただか、キレた、言うこと聞かなかったのが決定打だったらしい。論外です。
事例1 白い粉持ち込み拒否された事件
バスソルトを持ち込もうと思ったが、心配だから聞いてみた。ダメだって言われた。規定の紙も見せられた。
事前に確認した、ってところが素晴らしい。さすが日本人。でもさぁ、大量の白い粉を持って飛行機に乗る。セキュリティ上どういう風に見えるでしょうか。こんなもん当たり前です。見つかったら犬呼んで嗅がせて安全チェックするわ。
聞かなきゃ普通に通れるのにね。。。
事例2 薬莢持ち出し事件
銃を撃った思い出に薬莢を財布に入れていた。X線通ったらバレて金銭を要求された。
※薬莢ってのは、拳銃撃った後の火薬入ってない銃弾。
当たり前でしょうが!!
どこの国に持ち込むつもりか知りませんが、武器の類を持ち込むことは日本では犯罪です。航空会社も持ち込み禁止リストに乗せてます。
仮に弾薬がNG、薬莢はOKだったとしても、見た目からして怪しまれるようなものは持ち込むなよ。
他国の例ですが、子供の拳銃の玩具がX線検査で引っかかり、没収された例もあります。飛行機テロに遭わないように、みんな真面目にチェックしてるんです。
金銭の要求は、「ここで払ったら黙っといてやるよ」パターンだったようですが、アメリカだのシンガポールだったら別室行き+ガチ罰金だったでしょうね。
事例3 トレーに現金置いといたら失くなった事件
セキュリティチェックで、
ボディチェックで係員に呼ばれている間に、
X線を通すためのトレーの上に置いたポケットの中の現金がなくなっていた。
X線のトレーに現金置くな。ボケが。現金に名前は書いてません。取った取られたの証拠は残りません。
事件4 X線通したら財布盗られた事件
セキュリティチェックで、ボディチェックで係員に呼ばれている間に、X線を通ったカバンの中から覗いていた財布の中身を抜かれていた。
これは完全に黒。まぁ、カバン開いてたんじゃないの?ってのと、注意力散漫。自己責任。
逮捕されるフィリピン人スタッフ
事例4は3タミで頻発していたグループ犯行らしく、該当係員全員が摘発されてクビ・収容されました。
結論。マニラ空港=クソ。
※2016年10月 リライトしました。