クアラルンプール国際空港のメインターミナルと言えば、リージョナル路線がガンガン出発することでちょっと有名ですが、いくらなんでもこんなスケジュールじゃ飛べねぇだろって言う経験がありました。その他、謎のゲート運用が多々。
なんでこんなことができるんだろうって気になって調べてみたらよくわかったよ。
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不思議な現象
解せない現象に2回遭遇してる。
その1
朝の無謀すぎる出発ラッシュと、ゲート運用
放置民に行こうとしたら、5分刻みでガシガシ出発してて、マレーシア航空の本気を見ると共に、俺のフライトは見事にDelayして
と言わしめた事件。
その2
同じゲートに到着したはずなのに、違う航空会社が飛ぶ?
さっきこのゲートに到着して、ここから出てきたのに、十数分後に戻ると
って言われたり、出発ゲート側から確認しに行ったらマリンドジンが出発準備中だったり。
俺の問題なんだろうか?
ココはパラレルワールドなのか。。。。?俺の空間認識能力が著しく欠如してるのか?心の病気なのか?
この記事、最終的には自由研究した結果、謎が解けるよ。珍しく気持ちのいい自由研究になったぜ(゚∀゚)
クアラルンプール国際空港
まぁ言わずもがなですけど、一応かるーく解説。
Kuala Lumpur International Airport
クアラ・ルンプール国際空港。マレーシアの首都クアラルンプールにある、最大の空港。通称KLIA。
KLIA2もあるよ
昔々、マレーシア航空しかなかった。
1993年、エアアジアが設立された
2006年、LCCT (Low Cost Carrier Terminal) LCC専用ターミナルっつーのができた。
2014年、KLIA2、LCC専用ターミナル(でもイケてる)ができた。要は第2ターミナル。
てわけで、KLIA2は、ほぼエアアジア専用ターミナル。9割位エアアジアだったと思う。
まぁ今回の記事はKLIA2関係ないんですけど、ゲート運用だけ考えるとKLIA2のがイケてるよ。綺麗だし、効率的な作りしてるし。嫌いじゃないです。
KLIA メインターミナルとサテライトターミナル
地図で見てみる
KLIAのターミナル、こんな構造してる。
-がメインターミナル、+がサテライトターミナル。
これなんでねじれたところにあるのかっつーとですね、調べたら、将来こんな構造にするらしいんだわ。画像あった。
出典http://aboutairportplanning.blogspot.com/
随分昔に描いた将来像絵っぽいけど。ターミナル2のデザイン違うし。
まぁコレ見ると電車がグイっと曲がっていく今の変な構造がうなずけるね。
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メインターミナル
マレーシア航空リージョナル路線のボーイング737-800シリーズのほぼ専用メインターミナル。
ときどきマリンドの737も来る。
国内線だともれなくコッチの端っこ。国際・国内併用ゲートもあるっぽい。
一部マリンドだけど、まぁほぼほぼマレーシア航空専用。マリンドはほぼバスゲート。
サテライトターミナル
こんなフライトはサテライト利用。
- マレーシア航空の中長距離路線A330、A380運航便
- マレーシア航空以外の外国籍航空会社
KLIA メインターミナルの運用
謎の朝のオペレーションの記事でも書いたけれども、朝の運用がおかしい。

同じゲートから、20分くらいの超短時間で次の出発便が出発する。おかしい。
一般的には最低45分くらいか
普通に考えたら折り返し便が到着、客が降りて掃除して次の客載せるからLCCでも45分位を見ている。いくらなんでも20分がおかしい。
※一応アメリカのLCCサウスウェストは20分とか15分折り返しするらしい。すげー。
地図を眺めてたら謎が解ける
このGoogleMAP
一応画像でもはっとこ。
はい、勘の良い人ならもうわかりましたね。
1つのゲートに2つのブリッジ、2つの飛行機
その名の通りです。
大型機が到着するゲートだと、通常ボーディングブリッジは2本。A380対応だと3-4本あるのゲートも最近はあるみたいですけれども。
んで、その同じゲート・2つのブリッジ、にですね。2つの小さい飛行機を止めちゃってるんですよ。
運用はどうなる?
ボーディングブリッジまでをキッチリ分ければ、実現は可能。実際にKLIAの場合、チケットもぎってからブリッジ1本目・2本目まではガラスの壁で仕切られてるんですね。
あぁー。。。。だから同じゲートから2つの行き先の便を同時出発させられるんだ。。。超煩雑ですけども。('A`)
わかりにくい。ぐぬぬ。
分かり難いので絵で解説
こうなりますね。
手前のセキュリティは、、、
セキュリティチェックは2つのゲートで共通、、てことで、行列になることもあるね。。('A`)
絵で解説。
というわけで謎解決。クアラルンプールはカオスっと。